目指せ森の達人(マイスター)講座「動物編」 平成26年度

2015年3月26日

8月3日、今年度第5回目の目指せ森の達人(マイスター)講座を開催しました。

今回は、岩手大学農学部教授・青井俊樹先生をお招きし、主に動物の哺乳類のことを教えていただきました。


町内外から30名の皆様に参加していただきました。


午前中は、遊林ランド種山の研修室で座学を行いました。


青井先生には、県内に生息する動物を、標本を見ながら丁寧に説明していただきました。
こちらはコウモリの標本です。


岩手県内に生息する野生動物は52種で、全国的にも多いのだそうです。


中でもコウモリの種類が一番多いのだそうです。


しかし、そのコウモリが、最も絶滅の危機にさらされているのだそうです。




こちらはネズミの標本です。


その他にも、色々な哺乳類について、標本使って説明していただきました。








本物を手に取って見ることができたのは貴重な体験でした。


青井先生には、近年問題となっている動物たち、ハクビシン、シカ、クマについて、その特性や被害状況、対策等についてもお話していただきました。野生動物による被害は、駆除するだけでは防ぐことができず、共生を真剣に考えなければならないこと、行政頼みではなく、地域をあげて取り組むことが必要であることを教えていただきました。


ちなみに、全国のシカの捕獲数は、年間30万頭以上になるそうですが、これでもまだ足りないとのことでした。
岩手県でのシカの捕獲数は、例年2,000頭程度でしたが、平成25年度は7,000頭にのぼり、このうち住田だけで1,000頭以上捕獲しているとのことでした。


実は講座前日、下見をしながら公園内にワナを仕掛けていました。
この日の午後は、散策しながらワナの回収作業を行いました。
もちろん許可をいただいてワナを設置しています。


ワナにかかっているでしょうか・・・。


ネズミがワナに入っていました!
この日は、ヒメネズミとアカネズミ、2種類のネズミがかかっていました。
ノネズミを間近で見る機会はなかなかないので、貴重な経験をさせていただきました。








参加者でネズミを観察した後、生きているネズミは公園内に逃がしました。


クマの爪あとのように見えますが、これはシカのツノの跡なのだそうです。


森林を散策する際には、花や木に目がいってしまいがちですが、今回「動物」という視点で散策することで、森の新たな魅力に気づくことができました。参加者からも好評で、今回も素晴らしい実り多い研修でした。



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